脂漏性皮膚炎の原因マラセチア菌とは
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マラセチア菌は皮膚の常在菌で、体幹などのいわゆる脂漏(しろう)部位に胞子の形で存在しています。
この菌は、高温、多湿の環境下で多汗により菌が増殖、形態変化(菌糸形になる)して癜風が発病します。
そのため熱帯、亜熱帯地方では極めて多くみられます。
肥満なども誘因になり、ステロイド薬を内服していたり、内分泌疾患がある患者さんに合併することもありますが、基本的には汗かきの元気な人に生じる皮膚病です。
頭部や顔面のマラセチア菌は、脂漏性皮膚炎との関連が注目されています。
癜風菌というカビが原因です。
ただこの菌は元々は皮膚の常在菌で毛孔・皮表に存在します。
成人ではほぼ100%検出できるとも言われ、弱い菌であまり病原性はありません。
ただ何故この菌が人によって繁殖を始めて癜風を発症するのかわかりませんが、汗をかき易いとか脂っぽい等の様々な要因が考えられます。
菌の培養でも脂を加えた培地によく繁殖し好脂性であると言われています。
出来ない人は出来ないのに、出来る人は一度出来てしまうとなかなかすっきりと治りません。この点からも菌の繁殖力よりも患者さんの菌に弱い体質、皮膚の状態に菌を繁殖し易くする原因があるのではないかと思います。
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この菌は、高温、多湿の環境下で多汗により菌が増殖、形態変化(菌糸形になる)して癜風が発病します。
そのため熱帯、亜熱帯地方では極めて多くみられます。
肥満なども誘因になり、ステロイド薬を内服していたり、内分泌疾患がある患者さんに合併することもありますが、基本的には汗かきの元気な人に生じる皮膚病です。
頭部や顔面のマラセチア菌は、脂漏性皮膚炎との関連が注目されています。
癜風菌というカビが原因です。
ただこの菌は元々は皮膚の常在菌で毛孔・皮表に存在します。
成人ではほぼ100%検出できるとも言われ、弱い菌であまり病原性はありません。
ただ何故この菌が人によって繁殖を始めて癜風を発症するのかわかりませんが、汗をかき易いとか脂っぽい等の様々な要因が考えられます。
菌の培養でも脂を加えた培地によく繁殖し好脂性であると言われています。
出来ない人は出来ないのに、出来る人は一度出来てしまうとなかなかすっきりと治りません。この点からも菌の繁殖力よりも患者さんの菌に弱い体質、皮膚の状態に菌を繁殖し易くする原因があるのではないかと思います。
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